働くスタッフが迷子になっていると感じることはありませんか?
- Nobuhide Kido
- 3月16日
- 読了時間: 2分
これは多くの場合、それはスタッフ自身が日々の仕事で何をすればよいのか分からなくなっている状態です。私自身もかつて働いていた職場で、同じような経験をしました。毎日働いてはいるものの、自分の仕事が組織の中でどのような役割を果たしているのか、自分の業務がどのように世の中に貢献しているのかが全く分からない状態でした。
このような状態が生じる大きな要因の一つに、会社や組織がスタッフに組織目標を明確に伝えられていない、または理解させられていないことが挙げられます。組織のビジョンや目標が伝わっていなければ、スタッフは何を基準に仕事を進めていけば良いのか分からず、迷子のような状態になってしまいます。分かりやすい例としては、船の船長が目的地を定めずに、「よし!みんなとりあえず海に出て頑張って進んでいこう!」と言っている状態です。
組織目標をスタッフにしっかりと伝達し、その目標を踏まえてスタッフが自らの目標を設定し、日々の業務に取り組むことが重要です。これは一見当たり前のように思えるかもしれませんが、実際には十分に実践されていないケースが少なくありません。
組織目標を定めることは、会社や組織の成長にとって不可欠ですが、それだけではなく、スタッフ自身の仕事へのモチベーションを高めるためにも非常に重要です。目標が明確になり、自分の仕事が組織全体や社会にとってどのような意味を持つのかが理解できるようになれば、スタッフはより主体的に業務に取り組むことができます。
したがって、経営者や管理職の方々は、組織目標を明確にし、それをスタッフに適切に伝えることを意識することが大切です。スタッフが迷子にならず、やりがいを持って働ける環境を整えることが、組織の成長にもつながるのです。

Comments