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検索結果

「」に対する検索結果が10件見つかりました

  • 働くスタッフが迷子になっていると感じることはありませんか?

    これは多くの場合、それはスタッフ自身が日々の仕事で何をすればよいのか分からなくなっている状態です。私自身もかつて働いていた職場で、同じような経験をしました。毎日働いてはいるものの、自分の仕事が組織の中でどのような役割を果たしているのか、自分の業務がどのように世の中に貢献しているのかが全く分からない状態でした。 このような状態が生じる大きな要因の一つに、会社や組織がスタッフに組織目標を明確に伝えられていない、または理解させられていないことが挙げられます。組織のビジョンや目標が伝わっていなければ、スタッフは何を基準に仕事を進めていけば良いのか分からず、迷子のような状態になってしまいます。分かりやすい例としては、船の船長が目的地を定めずに、「よし!みんなとりあえず海に出て頑張って進んでいこう!」と言っている状態です。 組織目標をスタッフにしっかりと伝達し、その目標を踏まえてスタッフが自らの目標を設定し、日々の業務に取り組むことが重要です。これは一見当たり前のように思えるかもしれませんが、実際には十分に実践されていないケースが少なくありません。 組織目標を定めることは、会社や組織の成長にとって不可欠ですが、それだけではなく、スタッフ自身の仕事へのモチベーションを高めるためにも非常に重要です。目標が明確になり、自分の仕事が組織全体や社会にとってどのような意味を持つのかが理解できるようになれば、スタッフはより主体的に業務に取り組むことができます。 したがって、経営者や管理職の方々は、組織目標を明確にし、それをスタッフに適切に伝えることを意識することが大切です。スタッフが迷子にならず、やりがいを持って働ける環境を整えることが、組織の成長にもつながるのです。

  • モヤモヤを形にするお手伝いをします

    事業を運営していると、「こうしたい」という漠然としたアイデアはあるものの、それをどのように実現すればよいのか、あるいはその考えが本当に最適な解決策なのか、自信を持って判断できないことがあると思います。そうした悩みを抱えたまま、日々の業務に追われ、つい後回しにしてしまうことも少なくありません。 私は、そうした事業主の皆様の頭の中にあるモヤモヤを整理し、具体的な形にするお手伝いをいたします。 例えば、企業の理念やビジョンを明確にし、それを社内で共有できる形にすることで、組織全体の方向性を統一することが可能になります。また、事業計画や経営戦略の策定をサポートし、会社の成長に向けた具体的な道筋を描くこともできます。 さらに、従業員の年間目標を設定し、育成方針を明確にすることで、社員の業務に対するモチベーション向上やスキルアップにもつなげることができます。組織全体の共通認識を持つことで、経営の一体感が生まれ、より強い組織づくりが実現できます。 まずは、皆様が抱えている課題やお考えをお聞かせください。そのモヤモヤを解消し、具体的な形にするためのお手伝いをさせていただきます。

  • ゾウの気持ち

    動物園で働いていた頃、ゾウの心拍数をリアルタイムで計測する研究を行いました。もとは人間用ですが、動物の体に付着させて心拍数を計測する器具を企業からお借りして実験を行いました。 その結果、ゾウの心拍数は周囲の状況に大きく影響を受けることがわかりました。 たとえば、私が注射針を持ってゾウに近づくと、心拍数が急激に上昇します。しかし、採血を行い、針を抜いた後に止血をしている間は心拍数が下がり、その後、私がその場を離れるまで心拍数が低い状態が続くことが確認されました。 また、レントゲン撮影の際にも同様 の傾向が見られました。撮影機材の準備をしている間、ゾウの心拍数は大きく上昇しましたが、撮影が終わり、私たちが撤収すると、再び心拍数が落ち着くのです。 この研究から、ゾウは周囲の人間が「自分に何かをしようとしている」ことを察知し、それが痛みや不快感を伴う可能性がある場合、心拍数が上昇し緊張していることがわかりました。 ゾウの健康管理や福祉を考える上で、彼らのストレス反応を理解することは非常に重要です。今後もこうした研究を活かし、よりストレスの少ない環境を整えることが求められます。

  • 横浜のタヌキの疥癬

    今回は下記の論文の概要をご紹介します。 Epidemiology of sarcoptic mange in free-ranging raccoon dogs (Nyctereutes procyonoides) in Yokohama, Japan. Veterinary Parasitology: 2013, Jan16;191(1-2):102-7. 横浜、横須賀、三浦、鎌倉、葉山、逗子などの地域に生息するタヌキでは、寄生虫疾患である疥癬が広く蔓延しています。横浜市の動物園では1980年代から野生傷病鳥獣保護事業を行っており、その記録から1980年代後半から1990年代前半にかけてタヌキの保護件数が急増したことが分かりました。当初は交通事故が主な理由でしたが、1990年代前半以降は疥癬による保護が急増し、現在ではほぼすべてが疥癬に関連しています。この感染拡大は、まず鎌倉市で始まり、その後横浜市南部から北部へと広がりました。この背景には、タヌキの生息数増加や、住宅開発による生息地の縮小で密度が高まり、疥癬の感染爆発が起こった可能性が考えられます 。結果として、横浜市のほぼすべてのタヌキが疥癬に罹患する深刻な状況となっています。

  • ヒューマンエラー防止の重要性と動物飼育現場での対策

    動物園の飼育現場では、人によるヒューマンエラーが重大なリスクを招くことがあります。例えば、獣舎の鍵のかけ忘れやゲートの閉め忘れによって、動物の逸走や他者への危険が生じる可能性があります。これらの「うっかりミス」は誰にでも起こり得るものですが、その影響は深刻です。 こうしたリスクを最小限に抑えるために、いくつかの施策が有効です。一つは「指差呼称」の徹底です。作業ごとに手順を声に出し、指差し確認を行うことで、無意識のミスを防止します。もう一つは「チェックリスト」の活用です。作業前後に確認すべき項目を記載したリストを用い、手順を確実に実行する仕組みを整えることが重要です。また、定期的な研修やシミュレーション訓練を実施することで、緊急時の対応力も向上します。最も大切なことは、これらの事項を組織ぐるみで取り組めるようになることです。 ヒューマンエラーを完全に防ぐことは難しいですが、意識と仕組みを改善することで、大きな事故を未然に防ぐことが可能です。安全な飼育環境の維持は、動物と飼育員、そして来園者の安全を守る重要な要素です。

  • 事業計画書作成の重要性

    中小企業における事業計画書作成の重要性 中小企業にとって事業計画書は、単なる書類ではなく、経営を成功に導くための羅針盤です。特に変化の激しい現代社会では、適切な計画を立てることが企業の持続的成長に欠かせません。 事業計画書には、目標設定、マーケティング戦略、財務計画などが含まれます。これにより、企業の現状を把握し、将来の方向性を明確にできます。また、銀行や投資家への資金調達の際にも、説得力のある計画書が信頼を生み、交渉を有利に進める助けとなります。 さらに、計画書を作成するプロセス自体が経営者にとって貴重な学びの機会です。市場調査や競合分析を行うことで、経営課題を再認識し、新たな解決策を見出せることも多いです。 事業計画書は「作って終わり」ではありません。定期的に見直し、必要に応じて更新することで、環境の変化にも柔軟に対応できます。中小企業においては、計画的な経営が成功への第一歩です。 信頼と未来を築くために、事業計画書の作成をぜひ実践してください。

  • サイの研究論文の紹介

    Zoo Biology誌のweb記事より紹介です。「Exploring Serum Ferritin's Connection to the Acute Phase Response in Zoo-Managed African Rhinoceroses(動物園で管理されているアフリカサイにおける血清フェリチンと急性期反応の関係を探る)」という論文です。  血清フェリチンは体内の鉄分を貯蔵する指標、血清アミロイドA(SAA)は炎症反応時に増える物質、セルロプラスミン(Cp)は鉄代謝に関わるタンパク質です。本研究では、クロサイとシロサイを対象に、これらの関係を調査しました。クロサイではフェリチン濃度が健康状態や炎症反応と関連せず、急性炎症以外の原因で高値になる可能性が示されました。一方、Cpは健康状態の評価に有用とされ、動物の健康管理に役立つ可能性があります。  クロサイとシロサイの血清フェリチンとセルロプラスミン活性の相関に種特異的な違いが認められた点が興味深いです。特にクロサイにおいて、急性炎症以外の要因が高フェリチン濃度に影響を与えている可能性は、飼育環境や栄養状態など、より広範な要因を探る重要性を示唆しています。動物園動物の飼育・健康管理を考えるうえで、1つの指標になりそうです。

  • ヒューマンエラー対策の重要性

    病院や企業では、ヒューマンエラーの対策が業務の効率化と安全性向上に重要です。医療現場ではエラーが患者に深刻な影響を及ぼすことがあるため、特に厳重な対策が必要です。例えば、ある病院で、カルテの入力ミスによる薬の誤投与リスクを減らすため、医療スタッフ間での「声かけ確認」を導入しました。医師が処方を決めるとき、看護師と再度内容を確認し、双方が一致していることを声に出して確認する方法です。これにより、認識の違いや確認漏れが減少し、患者の安全が確保されるようになりました。  また、事務作業においても、単なるミスが大きなトラブルに発展することがあります。例えば、振込業務の際には、振込内容を第三者がチェックする「相互チェック」を実施することで、振込先や金額の間違いが事前に防がれます。このように、システムだけに頼らず、スタッフ同士が協力して確認し合う体制を構築することで、ヒューマンエラーの発生率を下げ、信頼性の向上にもつなげることが可能です。そのためにも、組織のありようの見直し、組織文化を醸成していくことが大切になります。時間はかかりますが、取り組まなくてはならないことです。 4o

  • 組織における理念の重要性

    組織が目指す方向性を明確に示す「理念」は、組織の基盤として重要な役割を果たします。理念は、組織の価値観やビジョンを体現し、社員全員が共通の目標に向かう指針となります。理念が明確でない場合、組織の方向性が曖昧になり、社員の意識が分散しやすくなります。特に中小企業では、理念が従業員のモチベーションに直結し、組織の結束力を高めます。理念があることで、社員一人ひとりが「なぜ働くのか」を理解し、主体的に行動するようになります。さらに、理念は顧客や取引先との信頼関係を築く際の重要な要素ともなり、持続的な成長を支える基盤となります。

  • HPを開設しました!

    自己紹介中心のHPです。自分の今までの経歴を振り返り、それらを入力するのに一苦労。「あ、これもあったね」、「お、これが抜けていた」とあれこれしていたら、無茶苦茶疲れました。できる限り更新して、有益な情報を提供できるように頑張ります! 今後ともよろしくお願いします。

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